ユーザーがホームページを閲覧する際には、さまざまなデバイスやブラウザを使用しています。iPhoneでSafariを使い閲覧する人もいれば、WindowsPCでEdgeを使って閲覧する人もいます。このように、ユーザーのインターネット環境が多様化するなか、ホームページの集客を行うときは、自社のターゲットがどのような環境で閲覧しているのかを、正しく把握しながらマーケティングを行わなければなりません。そこで今回は、そんなホームページ閲覧時の、デバイスとブラウザのシェアについてお伝えいたします!

ホームページ閲覧時のデバイスシェア

アイルランドのWeb分析システム「statcounter」の調査(2020.9時点)によると、ホームページを閲覧する際のデバイスごとのシェアは、PCが約57%、スマホが約40%、タブレットが約3%という結果でした。近年はスマホのシェアが伸びてはいますが、それでもPCでの閲覧が大きく上回っており、ユーザーの多くは、大画面でストレスなく閲覧したいという欲求が想像できます。

また、タブレットで閲覧するユーザーはほとんどいませんでした。これは、誤差の範囲と言っても過言ではありません。近年は、Appleをはじめとした多くのメーカーが、タブレットにキーボードを装着する使い方を推奨しており、タブレットをPCとして利用しているユーザーも多数存在します。これらのユーザーは、タブレットのユーザーにカウントされていますが、実質はPCユーザーと考えても良いため、純粋にタブレットを使用しているユーザーは、より少数(1%を切る可能性も)であることが想像できます。

ホームページ閲覧時のブラウザシェア

同じく「statcounter」の調査(2020.9時点)によると、ホームページを閲覧する際のブラウザごとのシェアはChromeで約66%、Safariで17%、FireFoxで約4%、Samsungで約3%、Edgeで約2%、Operaで約2%、その他が約6%でした。やはり、ChromeとSafariが大多数を占めており、特に日本やアメリカにおいてはこのふたつのブラウザシェアが高いことが予想されます。日本においては、ChromeとSafariに特化して最適化させ、中国でマーケティングを行う際にだけ「百度(Baidu)」にも対応するといった使い方が一般的でしょう。

自社のターゲットを想定したマーケティングを

上述のとおり、ユーザーがホームページを閲覧する際のデバイスはPCが多く、ついでスマホ、大きく溝を空けてタブレットという状況です。また、ブラウザにおいては、ChromeとSafariで85%を占める状況です。

しかしこれらの数字は、あくまでもすべての環境における平均値であることを頭に入れた上で、自社の事業内容やユーザー像、また地域などを加味しながら、調整していかなければなりません。

たとえば大学のホームページであれば、iPhone等のスマートフォンで閲覧する若者が多いことが予想できますし、製造業であればWindowsPCで閲覧する取引先の中年男性が多いかもしれません。このように、自社のホームページのターゲットが、どのような環境でホームページを閲覧するのかをしっかりと考えた上で、上述の数字を補正していくことが大切だといえます。

Webマーケティングは、あれやこれやと考え始めるとキリがありません。また、すべてのユーザーに対応しようと思っても、それは費用対効果が合わないため、到底不可能な話です。そのため、これらの統計をもとに数字を補正しながら、めどをつけてマーケティング戦略を練っていくことが、効率的なホームページ集客への近道となります。plus archでは、ホームページ集客に関するお問い合わせやホームページ制作など、Webに関する幅広いご相談に対応しております。Web関連でお困りごとがあれば、ぜひplus archにご相談ください!

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