チラシを作りたいけど、何から始めればいいのかわからない!せっかく作るなら、効果的なチラシを作りたい!と、考えている方は必見!今回は初心者にも分かりやすく、チラシを作るときの手順や、効果的なチラシを作るためのポイントをご紹介します。

チラシを作り始める前に

チラシを作る際には、まず「目的」と「対象者」を明確にしておく必要があります。

・チラシの目的を明確にする

まずは、チラシを作る「目的」を明確にしましょう。

チラシの役割とは、対象者にきっかけを与えることです。たとえばチラシをきっかけとして、フィットネスジムの無料体験に来てほしいなど、チラシを見た対象者に、どんなアクションを起こしてほしいかを考えます。

チラシは、紙のサイズによって掲載できる情報量が限られているため、必要な情報を選定するという意味でも、目的を明確にしておくことが重要です。 

・対象者を明確にする

次に、その情報をどんなお客さんに届けたいかを考えます。先程の例で説明すると、なんらかの理由で体を動かしたいと考えている人や、そのチラシを見て、体を動かしたいと思ってくれそうな潜在層を絞ってみましょう。性別や年齢層、居住地などから情報を届けたい相手をざっくり絞ることができます。さらにターゲットを絞り込みたい場合は、複数回チラシを配布し、自店舗に合ったターゲットを見つけていくのがオススメです。

原稿を作成する

次はチラシに掲載する文章(原稿)や、素材の準備をしていきます。

・キャッチコピーを考える

まずは、チラシの中でも最も読み手が興味を持つ箇所である「キャッチコピー」を作成しましょう。

キャッチコピーとは「大見出し」や「謳い文句」のことを言い、ここに一番訴求したい内容を掲載します。

上記で考えた、チラシを実施する目的をもとにして、ターゲットに向けてどのようなことを訴求したいかを考えます。アピールしたい商品や、サービスのメリットなどを掲載するのが一般的ですが、その内容に説得力を持たせるための数字などを加えると、より効果的です。

・必要なテキストを作成する

次に、掲載する情報を整理しながら、キャッチコピーに続く「小見出し」や「本文」を作成していきます。

この時に重要なのが、情報量の加減です。情報不足や情報過多にならないように配慮する必要があります。

また、来店を促すチラシにしたい場合、店舗や事業所の情報も、テキストとして準備しておきましょう。

原稿は自分で考え、デザインに起こす工程をプロに依頼するという場合は、文言の修正や写真の差し替え等、修正する回数に限りがあり、追加で料金が発生する場合もあるため、出来るだけ完成形に近い原稿を作成するようにすると良いです。

・必要な素材を用意する

文字だけではなく、写真やイラストなどを掲載し、手に取ってもらいやすい内容にします。具体的には、提供している商品やサービスの写真、イラストを掲載すると良いでしょう。印刷するサイズにもよりますが、視認性の良い写真・イラストを掲載しましょう。また、二次元コードやクーポンを掲載する場合、そういった素材も事前に準備しておく必要があります。

チラシ作成・デザインのコツ

掲載したい原稿や写真・イラストなどを元にしながら、チラシのデザインを考えていきます。読まれるチラシをつくるためのポイントを、以下にまとめています。

・文章のポイント

書体や文字の大きさは、なるべく合わせるようにし、書体は「キャッチコピー」と「小見出し」以降を2種類程度でまとめると読みやすくなります。また、文字の大きさは「キャッチコピー」「小見出し」「本文」ごとで統一させましょう。

・レイアウトのポイント

チラシは「Z」をなぞるように情報を配置していくと読みやすくなります。この時、一番読まれやすいのは左上となり、上記で考えた「キャッチコピー」を置くと一目でどんな内容のチラシなのかを判断しやすくなります。また「Z」の一番最後となる右下には、その情報を発信しているお店の詳細情報を掲載することにより、どこに問い合わせれば良いのかを、わかりやすく案内することができます。

・メリハリをつける

書体や文字の大きさに関しては、なるべく揃えるというコツをお伝えしましたが、訴求したい情報となる部分では、書体に変化をつけたり、文字を大きくしたりして、目立たせることが重要です。チラシ全体で見た時に、訴求したいポイントが目立ち、目が行きやすいようなデザインになるように工夫しましょう。

・余白の使い方

掲載する情報量には、注意が必要です。契約書のように文字ばかりのチラシでは、なかなか読む気になってもらえません。そこで、適度に余白を加えて視認性を良くし、情報を読み取りやすいレイアウトを意識すると良いでしょう。

・配色のポイント

デザインの際に使用する色も、3色程度に絞ると重要な情報を整理しやすくなります。具体的に、配色は以下の割合を意識すると、まとまりのあるデザインとなります。

  • テーマカラー:70%程度 (背景や全体的なイメージの色)
  • メインカラー:25%程度 (印象つけるための色)
  • アクセントカラー:5%程度 (引き立て役となる色)

チラシデータの作り方

チラシを印刷するにあたって、PCを使用したデザインデータの作成が必要となります。ここでは、デザインデータを自作する場合と、データの作成をプロに依頼する場合での2パターンを紹介します。

・デザインソフトを使用し、いちから自作する

チラシデザインをいちから自作する際、大きなメリットとなるのが費用です。デザイン制作を依頼する際にかかる費用が抑えられ、また自分に合ったスケジュール感で作業を進めることが出来ます。一般的にデザインソフトとして、よく利用されているのがこちらです。

  • Adobe Illustrator
  • MicrosoftWord
  • MicrosoftExcel
  • Microsoft Powerpoint

・原稿を含め、プロに依頼し作成してもらう

原稿作成からデザイン制作までを、プロに依頼する方法もあります。プロに依頼するメリットとしては、文章や訴求するポイントを考える時間がなかったり、苦手だったりする場合でも、簡単にチラシデザインを制作できるという点です。また、似通った業種や内容のデザイン実績がある場合に、完成形をイメージしやすいのもプロに依頼するメリットと言えます。

今回はチラシを作るときの手順や、効果的なチラシを作るためのポイントをご紹介しました。

はじめてのチラシ作りでも、プロに相談すべきところと、費用やスケジュールの面から、ご自身で作業されるものとを上手に組み合わせて作ることもできます。

plus archでは、デザインの制作のご依頼も承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください!

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