SNS運用が主流となっている昨今、個人や企業がアカウントを持って発信力をつけたり、商品やサービスを売買しようとした動きが年々活発に行われていますよね。しかし、いざSNS運用を検討するにあたり「SNS運用を始めたいけど、何から手をつければいいかわからない!」このようなお悩みを持っている企業も実は少なくありません。そこで今回は、そんなお悩みを解決するため「SNS運用の目的やメリット・デメリット」について解説していきたいと思います!最後まで読んでいただけたら、SNS運用についての理解が深まる構成になっておりますので、ぜひ今後の参考にしてみてください!

SNS運用の目的

①販路と認知度の拡大

SNSを使い、個人や企業が商品・サービスを販売するのが当たり前の時代となり、販路拡大としてSNSを使う企業が増えていきました。もうひとつは認知度の拡大です。認知度とは「会社や商品、サービス名だけでなく、会社の得意分野や商品のメリット、またサービス内容なども理解されている」ということを表します。認知度が高まると、さまざまなメディアで話題になりやすいことから、新規の顧客を得られ、売り上げが増えるということにもなります。

②集客

SNSが一般的に浸透する前の集客は、CMや新聞、雑誌などの広告で、そこから商品やサービスの購入や利用に繋げていましたが、今ではスマートフォンやインターネットの普及に伴って、ホームページやSNSによる集客が可能となりました。SNSの集客では、多くのユーザーに認知され、ペルソナやターゲットに応じて「売り上げに繋がりやすい顧客」に繋げることができます。

③新たなファンの獲得

SNSには、老若男女の未認知顧客がたくさんいるので、新たなファンを獲得しやすいといった特徴があります。

そのため、ユーザーに寄り添ったSNS投稿をすることによって、ユーザー同士が共有し、より拡散力のあるアカウントになっていきます。しかし、ユーザーの選択肢が増えたおかげで、ユーザーが離れやすくなっているのも事実です。そんな環境でも、できるだけ長くファンでいてもらうためには、エンゲージメントを維持し続けたり、SNSの投稿にユーザーが積極的に関わる仕組みを構築することによる、親密度向上が必要不可欠となります。

④ユーザーとの身近なコミュニケーション

各SNSには企業のサービスに対するユーザーの、リアルな声があふれています。企業がSNSアカウントを持っていれば、顧客が「利用してよかった!」などの喜びの声だったり「ここがよくなかったな」といった不満の声が聞けたりします。ユーザーの反応(いいね、返信、コメント、シェアなど)を行ってくれた時に、お礼としていいねのみを返すだけであっても、ユーザーに好印象を与える効果があります。SNS運用の最初の方は、自分の投稿を見に来てくれるユーザーが少ないので、ユーザーが何かしらの反応してくれた時には、運用側から積極的に返信やいいねをしていく必要があります。

SNS運用のメリット

①低コストで運用が可能

低コストで運用できて、効果のある代表的なSNSは以下の6つです。

  • Twitter
  •  Instagram
  • Facebook
  • Line
  • YouTube
  • TikTok

これらは初期投資ゼロから始める事が可能で、広告運用と比較すると、圧倒的にSNS運用の方が低コストです。そのため「できるだけ安い金額で自社を宣伝したい」と考えている方に適しています。しかも、広告運用などのプロの仕事とは異なり、SNSは文章や写真、動画といったコンテンツを誰もが気軽に発信することができます。そのため、自分でどうすれば投稿が伸びるのかを、自分で考え、好きなように運用することも可能です。もし、SNS運用が苦手な場合は、SNS運用のプロに頼むこともできます。また、一度ついたフォロワーに対して毎回の投稿をリーチすることができ、これは会社の資産となります。

②集客導線を作りやすい

個人や企業が、商品やサービス、コンテンツの存在を知らせ、興味を持ってもらえる魅力的なコンテンツを作るのに適しているのがSNSです。せっかくの商品があっても、誰にも知られていなければ意味がありませんよね。そのためSNSを使った導線では、まだ商品やサービスに興味を持っていない人にも、リーチできるメリットがあります。仮にバズを起こした場合には、数万人・数十万人に届くこともあります。

③ユーザーの次のアクションに繋げやすい

SNSに投稿したものを新しいユーザーが認知したり、興味をもってくれたユーザーに向けて、プロフィールからECサイトのURLリンクに誘導することにより、購入までの次のアクションに繋げることができます。露骨に何度もECサイトへ誘導するのは、ユーザーを嫌な気持ちにさせてしまったり、コンテンツの信用や好感度を下げてしまう恐れもあるので、商品やサービスを紹介するときにECサイトの誘導などをして、企業の利益と同時にユーザーの信用も大切にしていく必要があります。

④拡散性が高い

SNSに投稿したものを多くの人が引用することで、多くの人のもとに自社のメッセージが届きます。SNSには拡散性はありますが、どのくらいの人に広まるのか、どの投稿が広がるのかを当てることは難しいですが、一発で数万・数十万人に広まる可能性もあるので、SNS運用でバズるのを狙うのもひとつの手です。

SNS運用におけるデメリットと注意点

①炎上のリスクを理解する

SNSを使っていて、広範囲かつスピーディーに情報が拡散するからこそ、炎上した際の広がりも大きく、取り返しのつかない事態になる可能性を秘めているのが「ネット炎上」です。企業が炎上することにより、イメージ・業績・新規ビジネスチャンス・株価・信用が悪化します。企業のSNSが特に気を付けるべき、炎上しやすい項目は以下の5つです。

  • 商品・サービスの過失
  • 誤報掲載
  • 不祥事・スキャンダル
  • クレーム・批判
  • 不適切な発言・行為・失言

これらを防ぐために、ソーシャルメディアのガイドラインを作成する事も大切です。いざ炎上すると、企業内も想像以上に被害を受けてしまいます。炎上時の対応で一貫性のないことをしてしまうと、さらに炎上してしまうこともあります。SNS運用をする際には細心の注意を払いましょう。

②運用ルールやガイドラインの周知を徹底する

事前に運用ルールを作っておくことにより、アカウントを運営する上で「しても良いこと」「してはいけないこと」が明確化し、投稿の文章も「運用の目的に合わせたキャラクター」に統一されます。また、公式アカウントの投稿は誰が確認するか、アカウントのログイン情報やパスワードの管理についても、ルールを制定する必要があります。

③長期的な戦略が必要となる

SNSの運用は、すぐに効果の出るものではありません。また分析と検証せず闇雲に投稿しても、成果に繋げるのは大変難しいでしょう。現状や流行を把握しながら、ユーザーの役に立つ魅力的なコンテンツを作り、投稿の都度、分析や仮説検証を繰り返すことを、継続的に続けていくことが不可欠です。SNSはユーザーとの距離が近くなることに加えて、リアルな人間関係と同じように長期的に信頼を積み上げた結果、ファンの獲得につながります。むしろネットでは顔が見えない分、より丁寧に接する必要があります。長い期間をかけて、ファンを獲得し、成果を高めていくものだと心得ておきましょう。

いかがでしたか?今回は、SNS運用でのメリットとデメリットについて解説しました。これからSNS運用を開始しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。plus archでは、インターネット関連のお役立ち情報を随時発信しております。またネットでお困りのことがあれば、まずはどんなことでもplus archにご相談を!インターネットに精通する専門家が解決いたします✩.*˚

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